膀胱炎悪化が招く猫の腎盂腎炎とは?


膀胱炎悪化が招く猫の腎盂腎炎とは?

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膀胱炎は、

症状が悪化してしまうと、

「腎盂腎炎(じんうじんえん)」という病気にかかり、

最悪の場合、腎臓までも悪化してしまいます。

 

この様な事態に陥らない為にも、

今回は、膀胱炎と腎盂腎炎についてご紹介致します。

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腎盂腎炎とは?

腎臓(じんぞう/※1)の中には、

腎盂(じんう/※2)と呼ばれる部分があります。

 

腎盂腎炎は、

この腎盂が炎症を起こし、

腎臓の機能不全を起こした状態をいいます。

 

また、

炎症が腎盂であると判断できない場合、

「上部尿路感染症」と診断される事があります。

 

腎盂腎炎には、2種類あり、

「急性腎盂腎炎」と「慢性腎盂腎炎」です。

 

急性腎盂腎炎は、急激に症状が現れます。

その為、早急な治療を求められる事が多いです。

 

慢性腎盂腎炎は、症状が長期間続きます。

一方、症状が軽い為、病気に気付く事が出来ず、

獣医師の診断を受けた時には、

「慢性腎不全(まんせいじんふぜん/※3)」へと、

進行している事もあります。

 

解説

(※1)腎臓とは?

泌尿器官の事を指します。

血液から尿を生成する為の器官であり、体内の毒素を除く上で、とても大切な役割を果た

しています。

 

(※2)腎盂とは?

腎臓と尿管の接続部分の事です。

腎盂が炎症を起こすと、周囲へ炎症が波及してしまいます。

 

(※3)慢性腎不全とは?

腎臓の機能が低下し、正常に動かなくなった状態の事です。

(急性腎不全も、これに当たります。)

慢性腎不全は、数か月~数年間、腎不全の症状が続く状態を指します。

 

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猫が膀胱炎から腎盂腎炎に陥る理由とは

とても簡単に、膀胱炎と腎盂腎炎を説明すると、

膀胱炎は、尿を通常通り排泄できない病気であり、

腎盂腎炎は、腎臓が通常通りの働きができなくなる病気です。

 

尿をきちんと排泄できないという事は、

老廃物が体内に留まるという事です。

 

この老廃物が、

いつまでも体内に留まると、膀胱炎が悪化します。

 

膀胱内で処理しきれなくなった老廃物は、

徐々に、体内に蓄積されます。

 

すると、

尿管と腎臓を繋ぐ腎盂は炎症を起こします。

 

これは、

蓄積された尿(老廃物)と新たに生成された尿が、

体内に留まっている為です。

 

さらに尿が排泄されずにいると、

腎盂を超え、腎臓にまで、その負担がかかるのです。

 

しかし、膀胱にも容量があります。

一定量を超えると、否が応でも出てしまいます。

つまり、お漏らしです。

 

膀胱炎、あるいは腎盂腎炎を治療する上で、

まずはお漏らしでも良いので、

沢山、お水を飲ませ、今ある尿を排泄させる事が、

病気を治す第一歩と言えます。

 

手術の有無について

ここまで紹介してきた

「腎盂腎炎」については、手術をする事はまずありません。

 

腎盂腎炎は、

細菌培養結果を基に、

抗生物質を投与し、治療していく為です。

 

また、膀胱炎は、

症状が悪化すれば、手術も必要になります。

 

膀胱炎による、一般的な手術の理由は、

尿結石や尿結晶によるものです。

 

尿路等につかえてしまった結石・結晶を、

外科手術により取り除きます。

 

猫の手術の場合、

主な目的は、

体内で見付かった体に害をなしている物体や箇所を取り除く事にあります。

 

その為、

腎盂腎炎の様に、

腎盂そのものが悪くなってしまっている場合、

手術する事は難しく、

薬により、その進行を妨げる他、

原因を撃退する事より、完治への道はありません。

 

「手術が出来ない体になってしまったら末期」

と、言われてしまうのは、

この様な背景からかもしれません。

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