【妊娠と猫】トキソプラズマにどうしようか悩む場合の検査と対策法


【妊娠と猫】トキソプラズマにどうしようか悩む場合の検査と対策法

cat_foods02 cat_cherubims01 意外と費用が掛かる 猫の病気とケガ。 「お金がない…」を防ぐには?

「妊婦は猫を飼ってはいけない」といわれて、

愛猫をどうしようかと悩む飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

 

動物から人間に感染するトキソプラズマ症に妊婦さんが感染すると怖いといわれていますが、

感染ルートは猫だけではありません

 

トキソプラズマ症について正しく理解して不安を解消しましょう。

スポンサーリンク

 

トキソプラズマ症ってどんな病気?

トキソプラズマについてさまざまなことがいわれていますが、

正しい理解なしにより良い行動は起こせません。

まずトキソプラズマについて知るところからはじめましょう。

 

トキソプラズマとは、

ヒトの細胞よりも小さくて肉眼では見ることのできない生物(原虫)のことで、

ほとんどの哺乳類や鳥類に感染します。

 

土の中や水の中に住んでいて、

猫、ネズミ、馬、牛、豚、ヒツジ、鳥……など

私たちの身近な動物に感染します。

 

もちろん私たち人間にも感染します。それがトキソプラズマ症といわれています。

 

感染症と聞くと、とても怖くて特殊な病気って思いませんか?

ですがトキソプラズマの感染率は、

地域や生活環境によって異なりますが、全人類の三分の一ほどにもなります。

 

日本人の場合は10パーセントほど感染している、

ごくありふれた感染症なのです。

 

健康な人が感染した場合はほとんど何の症状もありません。

たまに軽い風邪のような症状を起こすこともありますが、その後回復します。

そして一度感染すると生涯保虫者になります。

 

 

ですが、妊婦さんが感染すると、

流産先天性トキソプラズマ症という胎児への影響があるといわれています。

それが「妊婦さんは猫を飼ってはいけない」などと、

いわれることにつながっていくのです。

 

スポンサーリンク

まずはトキソプラズマの抗体検査から!

猫も妊娠の可能性がある飼い主さんも、まずは病院で検査をすることが第一です。

 

猫の検査

妊娠を希望する場合、猫のトキソプラズマの感染歴を

早めに知っておくことをおすすめします。

 

検査を行うときには、前もって病院に連絡してから連れていきましょう。

 

ほとんどの動物病院では、血液は検査機関に送りますので、

結果が出るまでには数日かかります。

 

検査費用は病院によって異なりますが、

おおよそ5,000円から6,000円ほどになります。

 

妊婦さんの検査

妊娠の検査をするとき、はじめから検査内容に含まれている場合が多いですが、

病院によって異なることがあります。

検査時に、トキソプラズマの検査をして欲しい旨医師に伝えてください。

 

妊娠中期や後期になって、

まだ検査をしたことがないということがないように、

ご自分の感染状況を把握しておきましょう。

 

検査結果によって、その後の生活を考えなければなりません。

 

妊娠する前に感染していれば

すでに抗体が出来ていますので、基本的に問題ありません。

 

もし猫も妊婦さんも陰性でしたら、

妊娠中にどちらも感染しないような注意が必要です。

 

では次に感染ルートについてお話ししていきます。

 

猫の糞・過熱不十分な肉・土いじりなどが感染ルート!

トキソプラズマは、空気感染や経皮感染ではなく、口を経由して感染します。

猫が妊婦さんに危険といわれているのは、猫の糞が感染源の一つだからです。

 

猫科以外の生き物の体内ではトキソプラズマは繁殖しませんが、

猫科の動物のみ体内で成虫になるのです。そしてその卵が糞に混ざって排出されます。

つまり、妊婦さん猫の糞に気を付けなければならないのです。

 

猫が飼い主さんを舐めることで移ることはありませんが、

その前にお尻をグルーミングしたり糞に触れていたら可能性はあります。

危ない時期は気を付けましょう。

 

その猫はいったいどこからトキソプラズマに感染するのでしょうか?

それは感染したネズミやハエなどといった生き物や、汚染された土壌などが挙げられます。

 

では猫以外の感染ルートにはどのようなものがあるのでしょうか?

それは私たちの身近なものに多くあります。

レアステーキや生ハムなど充分に加熱されていない肉類や、

ガーデニングで土いじりをした、土がついた野菜をよく洗わないで食べたなどがあります。

 

猫を飼っている人も、そうでない人も感染する可能性があることがわかりました。

では、次に妊婦さんが日常生活で気を付けたいことについてお話しをしていきます。

 

妊婦さんがトキソプラズマに掛からないために気を付けること

妊婦さんの感染が危険とされているのは、妊娠中に初めてトキソプラズマに感染した場合です。

胎盤から血液を通して胎児にも感染の可能性があり、

胎児に感染した場合は脳や眼などに障害が出ることがあるからです。

 

では、妊娠中の生活ではどのようなことに気を付ければいいのでしょうか?

 

愛猫の注意点

妊娠中の猫との生活については次のことに注意しましょう。

 

猫のトイレはすぐにきれいにする

卵が猫の糞と一緒に排出されるのは、

猫が初めてトキソプラズマに感染した後

1週間から3週間という期間だけです。

 

その間に感染しなければ安心です。

また、排出された糞が感染力を持つのは1日から5日かかりますので、

猫のトイレはすぐにきれいにしましょう。

 

もしほかに片付けてくれる家族がいれば頼みましょう。

いなければ手袋をして片付けるなど、糞の始末に気を付けてください。

 

室内だけで飼う

さきほどお話ししましたが、トキソプラズマの猫への感染は、

ネズミや鳥を捕獲したり、汚れた土壌を舐めたりすることで起こりますので、

室内だけで飼いましょう。もちろん野良猫は家に入れないでくださいね。

 

また猫に生肉などを食べさせることはしないで、市販のフードにしましょう。

 

日常生活で気を付けること

日常生活で気を付けた方がいい点をお話しします。

 

生肉は充分に火を通す

トキソプラズマは、加熱処理(中心が67度になるまで)と、

凍結処理(中心が-12度になるまで)が有効とされています。

 

魚介類以外の鯨などを含めた

哺乳類の肉や鳥肉などを調理をするときには、

充分に火を通してください。

電子レンジや冷蔵の処理では排除できない可能性があります。

 

果物や野菜はよく洗う

果物野菜を食べるときにはよく洗って皮をむいて食べましょう。

 

調理器具をよく洗う

生肉や洗ってない野菜を触ったや、まな板調理器具などはよく洗いましょう

肉専用のまな板を使うこともおすすめです。

 

井戸水や湧き水は飲まない

消毒処理がされていない水は感染の確率が高いので、

飲まないようにしてください。

 

また海外旅行の際も、水には充分気を付けましょう。

 

土に触れるときには手袋

ガーデニングなど土いじりをするときには使い捨ての手袋をして、

終わったら手をよく洗いましょう。

当たり前のことですが、外から帰ったら手洗いやうがいも忘れずにしましょう。

 

 

妊婦さんにとってトキソプラズマ症は怖い病気ではありますが、

注意して生活することで対処できます。

 

猫も妊婦さんもまずは検査をしましょう。

 

トキソプラズマの感染は猫だけではありませんし、猫が悪いわけでもありません。

正しい理解のもとで、猫と一緒に快適な妊娠生活を送ってください!

スポンサーリンク
share_neko01 

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

top_button02
TOPへ