【正しい理解が大事!】愛猫の望まない妊娠を防ぐ去勢・避妊手術


【正しい理解が大事!】愛猫の望まない妊娠を防ぐ去勢・避妊手術

cat_foods02 cat_cherubims01 意外と費用が掛かる 猫の病気とケガ。 「お金がない…」を防ぐには?

 

 

家族の一員である愛猫が幸せな生活を送れるように考えてあげられるのは飼い主さんです。

 

猫の妊娠を望まないのであれば、産める状態で生きていくことの方が、

猫にも飼い主さんにも辛いことかもしれません。

 

猫と人間がより良く共存ができるように、

去勢・避妊手術についてお話しをしていきます。

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去勢手術とは?

去勢手術とは、オス猫睾丸を摘出する手術のことです。

 

手術時間は、準備などの時間を入れても30分ほど。

病院によって異なりますが、ほとんど日帰りで手術できます。

 

去勢手術の時期

手術時期の目安は個体の成長度によって異なりますので

明確な基準はありませんが、

生後6カ月から9カ月くらいがいいといわれています。

 

去勢していないオス猫は、

スプレー行為というオシッコの臭い付けをするようになりますが、

一度すると術後にも残ることがあります。

 

また、交尾を経験してしまうと、

手術後も繁殖時期になるとメス猫にまたがったりすることもありますので、

猫の様子を見ながら決めましょう。

 

去勢手術のメリットとデメリット

去勢手術をすると、メス猫を追いかけて放浪することがなくなりますので、

喧嘩での怪我病気の感染の危険が軽減します。

 

また去勢されていないオスより平均寿命が数年長くなるという研究結果もあるようです。

性格的には手術前よりも温和になって、いつまでも子どものような行動が見られます。

 

 

デメリットは、行動範囲が狭くなるため運動量が減ります。

その上手術によってなくなった男性ホルモンの影響で、

今までと同じ量の食事をしていても肥満になりやすくなります。

 

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避妊手術とは?

避妊手術には、メス猫の卵巣だけを摘出するものと、

卵巣と子宮の両方を摘出する手術とがあります。

 

卵巣を摘出すれば避妊はできますが、

メス猫に多い子宮疾患にかかる可能性は残ります。

 

どちらにするかは医師と相談してください。

手術時間は1時間程度、

病院によって日数は異なりますが入院になる場合が多いようです。

 

避妊手術の時期

手術の時期は、生後6カ月から1歳未満の若い時期に行うのが良いとわれています。

 

最初の発情期を迎えた後がいいという考えもあります。

 

成熟前の卵巣を摘出してしまうと、

ほかの器官の成長に影響があるからということが考えられるからです。

 

出生時期が不明の猫の場合は、

体重2キロを目安にして、発育状態を見ながら決めるようです。

 

避妊手術のメリットとデメリット

メス猫の妊娠は、出産や育児とつながるのでとても体力を消耗します。

 

避妊手術を行うと、それらの消耗がなくなることで長生きにつながります。

 

発情期の鳴き声がなくなるだけではなく、卵巣と子宮の両方を摘出すれば、

メス猫特有の子宮や卵巣の病気や乳がんなども防止できます。

 

デメリットとしては、女性ホルモンがなくなることで

食欲が増進されて肥満へとつながることが挙げられます。

 

また、両手術とも卵巣を摘出しますので術後に発情は起こらないはずですが、

術後数年経ってその兆候が表れる猫もいます。

 

お腹の中に機能的な卵巣が存在する卵巣遺残症候群と呼ばれるものです。

その原因は卵巣の取り残しが有力と考えられているようです。

 

とても稀なことではありますが、

手術後数年を経過しているのに発情するようなことがあったときには

獣医師の診察を受けてください。

 

参考(避妊薬インプラント)

平成9年に、埋め込み式の避妊薬インプラントという薬が発売されました。

 

今までお話ししてきましたような摘出手術とは違い、

埋め込んだ薬を摘出すれば、再び妊娠できる状態に戻ります。

 

手術は発情を抑える効果のある薬を、

猫の首の皮膚を切り取って埋め込むというものです。

 

効果は1年とされていますので、

持続させたい場合は年に1回手術が必要になります。

 

期間が過ぎた薬を埋め込んだまま放置しておくと、

子宮疾患の確率が上がるともいわれています。

 

 

開腹手術と違って簡単ではありますが、

注意点としては子宮や乳腺に疾患のある猫や、

妊娠している猫には向かないということです。

 

猫の場合、妊娠初期の見極めがつきにくいので、

妊娠中に間違って埋め込んでしまって

そのまま放置すると胎児の死亡や、母猫の命にもかかわる危険性があります。

 

また卵巣や子宮を摘出しませんので、それらの病気のリスクは減りません。

まだそれほど普及していませんので、

詳細は動物病院に問い合わせをしてみてください。

 

去勢・避妊手術の費用

去勢・避妊の手術費用はいったいいくらくらいかかるのでしょうか?

 

動物病院によってかなりの差がありますが、

去勢手術では、おおよそ10,000円から20,000円ほど、

避妊手術の場合は、15,000円から30,000円くらいです。

 

2007年6月の「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査及び飼育者意識調査 調査結果」(http://nichiju.lin.gr.jp/small/ryokin_pdf/h27.pdf)によりますと、

去勢手術の中央値は12,652円

避妊手術の卵巣切除の場合の中央値は19,833円卵巣子宮切除の中央値は20,986円となっています。

 

 

私の経験からですが、動物病院の費用は、

安かろう悪かろうということではなく、

病院の方針によってかなりの差が出ていると感じます。

 

初めての病院で手術を行う場合は、

電話などで前もって確認をしておくことをおすすめします。

 

その場合は、手術前に一度病院に連れて行って

健康状態などの確認をする場合が多いですので、その分の費用もかかります。

 

手術後の注意点

手術後は完全に麻酔が覚めるまで獣医師のもとで管理されていますが、

麻酔から覚めたとき、猫は自分が置かれた状況にかなりのストレスを感じます。

 

かつて、わが家の猫が去勢手術を終えて迎えに行ったとき、

ケージの中から医師や看護師さんに向かって歯をむき出してずっと威嚇していました。

 

持っていったキャリーバッグに入れたら落ち着きましたが、また家に帰ってからも

普段と違う状況に慣れるまで時間がかかりました。

 

 

次に手術後の猫を家に連れ帰ってから気を付ける点についてお話しします。

 

傷口の管理

猫が傷口を舐めて開いてしまっては大変ですので、

舐めないようにすることが大事です。

 

エリザベスカラーやメスの場合は腹帯などをして注意してあげてください。

 

 

また傷口がしっかりふさがるまでは運動も控えるようにしましょう。

猫の場合はこれが意外と大変です。

 

普段室内など広いところで生活していても、

ケージに入れるなどして上下運動などもできないように工夫してあげましょう。

 

 

わが家の猫はカラーをされたまま運動もできず、

だいぶストレスがかかったようですので、

好きなおもちゃでその環境に慣れるまであやしていました。

 

かわいそうと思うかもしれませんが、

傷口が開いてしまってはもっと長い間猫にストレスを与えることになります。

飼い主さんは、猫がなんとかその状況になれるように頑張ってください!

 

食欲はあるか

手術後は、投与された麻酔や薬、

手術へのストレスなどによって食欲がなくなることもよくあります。

 

特にメス猫の場合は開腹しますので体へのダメージも大きいといえます。

餌を食べないときは、まず一日様子を見て、

二日目になっても食べないようでしたら医師に相談してみてください。

 

オシッコやウンチは出ているか

オシッコやウンチが出ているかも大事なことです。

神経質な猫の場合は、家に帰ってくるまで我慢していることもあります。

 

 

また抗生剤などによって下痢になることもあります。

オシッコやウンチの色、量、臭いを確認して、

異常があたっときや下痢が続くようなときにはすぐに医師に相談しましょう。

 

去勢・避妊手術は猫にとってごく普通の手術かもしれませんが、

麻酔をしますので100パーセント安全とはいえません。

 

猫の成長や体調を確認しながら

手術の時期など獣医師と相談して決めてください。

手術後、わずかでも猫の異変に気付いたときには、すぐに受診してください。

 

 

猫の去勢・避妊手術にはさまざまなご意見があるかと思いますが、

飼い主さんが手術について正しく理解した上で決めることです。

 

愛猫が幸せに暮らせるような判断をしてあげてください!

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