【興味無し】またたびに無反応な猫たち特集
「またたびに無反応の猫」
にわかには信じ難い事ですが、事実です。
無反応という状態に関しては、
「またたび」という植物が、
「猫」にどの様な影響をもたらしているかを
きちんと理解していれば、決して不思議な事ではありません。
今回は、またたびに無反応な猫たちについてご紹介致します。
子猫はまたたびに無反応!?
またたびとは、
性的興奮に似た錯覚を起こす為、
未成熟な子猫に与えたところで、
反応を示す事はありません。
また、「与えてはならない」
という事は無く、ごく少量であれば、与えても問題ありません。
しかし、成猫に与えるつもりで
またたびを与えてしまうと、
子猫の小さな体には効き過ぎてしまう為、
考慮が必要です。
またたびは与えたからと言って、
「有害」「健康に良いとされる事」、
どちらにおいても効果はあまり無い為、
子猫の内から与える事は無いと言えます。
詳しくは、下記URLを参考にして下さい。
メス猫にまたたびを与えても無反応?
メス猫がまたたびに無反応の理由を勉強する前に、
まずは、
オス猫とメス猫の繁殖期(※1)の迎え方について勉強しましょう。
メス猫は、春の訪れと共に、繁殖期を迎えます。
主なシーズンは、
「2~4月」「6~8月」です。
比較的、暖かい季節に繁殖期が訪れるのは、
餌が豊富な上、子猫にとって快適に過ごせるので、
生存率が上がる為です。
一方、オス猫は、メス猫が発情する季節に合わせ発情します。
また、
発情していなかったオス猫でも、
発情しているメス猫の近くにいると、
数日中に、発情期を迎えるとされています。
この事から分かる様に、
オス猫は、他者の発情に釣られる事があります。
その為、発情に近い反応を示すまたたびは、
オス猫には効果はあれど、
メス猫では無反応という結果がみられるのです。
解説
(※1)繁殖期とは?
交尾をし、子孫を残そうとする欲求が高まる期間の事を指します。
また、繁殖期は2種類に分けられ、
季節に合わせ、繁殖期が訪れる「季節性」
1年に複数回、繁殖期が訪れる「多発性」に分けられます。
去勢・避妊の手術を終えた、不妊手術済の猫
去勢(※2)・避妊(※3)を終えた猫の場合、
繁殖能力がありません。
また、発情する為のホルモンを作り出す事も出来なくなる為、
またたびの匂いを嗅いだところで、
錯覚を起こす事が出来なくなるという事です。
解説
(※2)去勢とは?
精巣を摘除する事をいいます。
精巣を摘除する事により、精子を作り出す事が不可能となる為、繁殖能力が無くなります。
また、精巣には雄性ホルモンを作る働きがあります。
これは、発情する為、脳に刺激を与えるホルモンと言われています。
(※3)避妊とは?
左右の卵巣、子宮角、子宮体部(子宮の上3分の2)、子宮頸管を摘出する事をいいます。
望まない出産を行わない為に行われる事が殆どです。
