【白ぶち模様の猫】オリエンタルバイカラーの性格と特徴

今回は、オリエンタルバイカラーの性格と特徴について
説明します。
オリエンタルバイカラーの由来
オリエンタルバイカラーは
1979年にアメリカで誕生しました。
シャムとバイカラーのアメリカンショートヘアを交配させ、
さらにその子供の中でバイカラーのよく出たものを選んで
さらにシャムやオリエンタルと掛けあわせてできた品種です。
バイカラーとは地色に白いぶち模様のある猫のことで、
オリエンタルとはシャムに近いネコの品種の一つです。
その後1983年に世界最大の猫の血統登録機関であるTICAに公認されました。
また1980年代には主にフランスとオランダで
オリエンタルのバイカラーが独自に生み出されています。
こちらはヨーロッパ最大の血統登録機関FIFeには
セイシェルワとして登録されていますが、
他の機関ではオリエンタルなどの亜種として登録されています。
セイシェルワはオリエンタルバイカラーのブリーディングで
遠い血統が必要な場合に重要になっています。
オリエンタルバイカラーの特徴と性格
オリエンタルバイカラーは
オリエンタルから細くて長い体にムチのようなしっぽを受け継いでいます。
頭は三角形で耳は離れてついており、
目は緑、カラーポイントでは青のこともあります。
長毛種も短毛種も存在しており、毛の色も様々です。
ただし、バイカラーと呼ばれるためには白いぶちの部分が必要です。
理想は全体の1/3程度が白い毛で覆われていることです。
ぶちの入り方は特に決まっておらず、かなりランダムになることもありますが、
ほとんどの場合、背中よりお腹や脚が白くなります。
毛並みはなめらかで短毛種では光沢があり、長毛種の場合は細く絹のようです。
性格は陽気で活発ですが、少しわがままなところがあります。
飼い主に対しては愛情深く大人でも子供でもなつきやすいと言われています。
オリエンタルバイカラーを飼う際の注意点
オリエンタルバイカラーはきれい好きで自分で体をなめてきれいにするため、
ブラッシングなどは時々行う程度でよいでしょう。
この品種はネコの中では病気にはなりやすい種類と言われています。
実際にはほとんどの場合健康に問題がありませんが、
健康状態は常にチェックして気になることは獣医に相談するようにしましょう。
オリエンタルバイカラーは
鳴きぐせがあり、特に夜などに頻繁に鳴くことがあります。
ご近所や周辺への気配りが必要となるかもしれません。
この品種はすこしわがままなところがあり、
飼い主がかまってあげないと神経質になってすぐにすねてしまいます。
家にいる間はなるべく遊んであげるようにしてください。
また、とても活発な猫なので毎日10分以上は運動させるようにしましょう。
