猫の下痢止めに使われる3つの薬の特徴と副作用


猫の下痢止めに使われる3つの薬の特徴と副作用

cat_foods02 cat_cherubims01 意外と費用が掛かる 猫の病気とケガ。 「お金がない…」を防ぐには?

「下痢止め」

と、聞くとあなたはどの様な薬を思い浮かべますか?

 

動物病院で処方された下痢止めには、

詳しい薬の名前は明記されていない事が多いです。

 

しかし、下痢止めには様々な種類があり、

下痢以外の症状により、服用すべきお薬は異なります。

 

今回は、下痢止めの種類をご紹介致します

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猫の下痢止めに使われるお薬その1:ロペラミド

ロペラミドとは?

「麻薬の効果を持たないモルヒネ」と言う方もいる位、

強力なお薬です。

 

ロペラミドの特徴

下痢を起こす作用のある物質の生成(※1)を抑えたり、

腸粘膜の過剰な運動を抑える効果を持っています。

 

つまり、このお薬は、

大腸で便がより水分を吸収する為に、

便の進みを遅くする効果があります。

 

下痢に対し、万能薬の様な働きを持っていますが、

服用を長期継続すると、

便の進みが遅くなる事により、

便秘になる事があるので、注意が必要です。

 

副作用

稀に「発疹」「痒み」等、

アレルギーに似た症状が出る事があります。

 

また、体質に合わず、

アナフィラキシーショックを起こす事がある為、

この様な症状が起きた際には、

直ぐに服用を中止して下さい。

 

解説

(※1)「下痢を起こす作用のある物質の生成」とは?

アセチルコリン→神経伝達物質の一種です。
「記憶」「起床」「睡眠」「排泄」等、

生活する上で深く関わりのある神経です。

プロスタグランジン→「痛み」「炎症」の原因物質です。
等があります。

 

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猫の下痢止めに使われるお薬その2:ベルベリン

ベルベリンとは?

生薬(※2)の、黄柏(※3)や黄連(※4)から

抽出した成分から作られたお薬です。

 

ベルベリンの特徴

抗菌作用があり、

抗生物質では効果がない菌に有効です。

 

その為、

「大腸菌」「腸内細菌」により引き起こされた

「腸内腐食」にも効果があります。

 

また、衣装粘膜に付着し、

腸内を保護する作用もあります。

 

解説

(※2)生薬とは?

天然に存在する薬効が持つ有効成分を生成する事なく、

体質の改善を目的として用いるお薬の総称です。

 

(※3)黄柏(おうばく)とは?

ミカン科の落葉高木キハダの周皮を除いた樹皮です。

キハダの内皮を乾燥させた物を生薬では、「オウバク」と言います。

 

(※4)黄連(おうれん)とは?

薬用として用いられる「セリバオウレン」は、

茎根に主成分となるベルベリンが含まれています

その為、細根を取り除いた物だけが、生薬の黄連となります。

 

猫の下痢止めに使われるお薬その3:タンニン酸アルブミン

タンニン酸アルブミンとは?

腸の炎症を鎮めるお薬です。

 

タンニン酸アルブミンの特徴

強い収れん作用(※5)があります。

 

腸の粘膜とタンパク質を結合させ、保護粘膜を作る作用があります。

これにより、炎症が鎮まり、

粘膜への刺激が緩和され、

腸の動きが抑えられる事となり、下痢が治まります。

 

副作用

吐き気や食欲不振となる事があります。

 

また、便秘になり易い為、

長期継続はオススメできません。

 

悪化すると、「痙攣」「取り乱す」等、

健康な猫では決して見られない行動をする為、

直ちに服用を止めましょう。

 

現在では、副作用が出やすい薬として、

人間にはあまり使われない薬です。

 

解説

(※5)収れん作用とは?

タンパク質を変性させ、組織や血管を縮める作用の事です。

この働きにより、炎症を抑える事が出来ます。

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